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地域第2福祉部 ディベート研修

2月18日

 京都市聴覚言語障害センター地域第2福祉部には、京都市東部障害者生活支援センター「だいご」(以下、「だいご」という)、京都市東部障害者地域活動支援センター「小町」(以下、「小町」という)、乙訓聴覚言語障害者地域活動支援センター(以下、「乙訓」という)、京都聴覚障害児放課後等デイサービス「にじ」(以下、「にじ」という)の4つの施設の職員が所属しています。

 1月19日に、「だいご」「小町」「乙訓」「にじ」からそれぞれ職員が集まり地域第2福祉部の職員研修をおこないました。相手の立場を考慮すること、自らの考えを伝えることなどを対人援助に役立てることを目的に、テーマを決めて※ディベートをしました。テーマ選びから発表の準備まで1ヶ月くらいかけて、それぞれの施設で相談を積み重ねました。

 ※ディベートとは…ある特定のテーマの是非について、2グループの話し手が、賛成・反対の立場に別れて、第三者を説得する形で議論を行うこと

 

 当日のディベート一覧

  模範ディベート「ペットを飼うなら犬だ」

  テーマ1 「加藤部長は髪型をアフロにするべきだ」

 テーマ2 「職場にマッサージチェアをおく」

 テーマ3 「バースデイ休暇3日間を新設して取得できるようにする」

 テーマ4 「夏休みの読書感想文課題にマンガを認めてもよい」

 

  

ほとんどの職員がディベート初体験。まず模範ディベートをしてイメージ作りをしてから本番がスタートしました。するどい質問が飛び出したり、「なるほど」と納得できる説明があったり、判定者が「説得力がある」と感じられる意見を述べることは案外むずかしいことがわかりました。

 職員からは「好きか嫌いかではなく、理論的に考える機会になった」「見て分かる資料を準備すると説得力が増す」「判定者の心に残るような説明が必要だとわかった」「講演などとちがって自分から参加できた」という感想が出されました。一方で、「ここの論点はこのように説明をする方がわかりやすいです」というような講師やアドバイザーなど客観的な立場からアドバイスをもらうなどの工夫があったほうがよかったという意見もありました。

 わたしたち職員にとっては利用者・利用児童と話しをするときに、相手にわかってもらおうということだけではなく、相手の気持ちにも理解を示しながら話をしていくことが大切になるのだということを、全員で共有しました。

 

 

テーマ「部長はアフロにするべき」の賛成派スライド。関係各所にアンケートをとって、根拠を力説。

 

 

テーマ「部長はアフロにするべき」の反対派スライド。仕事のことから生活のことまで4つのポイントで反論。

 

 

賛成、反対それぞれの立場の話を聞き、判定者がジャッジします。結果は・・・なんと、賛成派の勝利! 部長はアフロにするべきという結論になりました。 でも、恥ずかしいからアフロにはしないみたいです。


 

 

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