1月28日
農業で活躍する女性たち！
先日、NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会主催の
シンポジウムが龍谷大学・深草学舎にて開催されました。
さんさん山城が講師のシンポジウムにサブタイトルが
「農業をおしゃれに、かっこよく」。
まさに言い得て妙だと思いませんか？
もしかしてさんさん山城のことを
単なる「農福連携に取り組む福祉事業所」あるいは、
と思っておられませんか？
確かにそれも間違いではありませんが、
さんさん山城にはもう一つの顔があります。
常に時代を先取りした「おしゃれ集団」。
それは以下記事からもおわかりいただけるかと思います。
さて、そんなお洒落シンポジウムに、
今回さんさん山城から登壇したのはこちらの二人、
「南瓜売りの少女」ではありません、
本日のメインアクトです。
そして今回も、
助手としてわたくし新免（運転手も兼務）と
オー・コーチ（マクドナルド担当）が
随行させていただくことになりました。
到着後すぐにさんさん商品を並べ始めると、
開会前から関係者の皆さんが
さんさん商品を買いに集まってくださいました
この写真、よく見ると3人とも人差し指を立てております。
というやり取りであると推察されます。
相手（売り手）が「耳の聞こえない人」であること、
すなわち音声でのコミュニケ―ションが成立しないことを
察した買い手側の人間が、
おのずと指差しや指の本数でほしい数を伝えようとする。
ここで見られる光景は
どちらか一方だけが尽くす、してあげる、
そんな「善意」を前提とした人と人との交わりではなく、
お互いが自然と歩み寄るコミュニケーション。
「地域共生社会の小さな模範例」がここに隠れています。
NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会理事長の
河村律子先生（立命館大学国際関係学部 学部長）の
挨拶でシンポジウムは開会しました。
司会は龍谷大学農学部 食糧農業システム学科講師
坂梨健太先生が務めました。
会場は100名近くの参加者で
熱気にあふれていました。
基調講演は京都府農林水産部 松本留美氏による
「京都府、近畿の若者の就農と特徴、京の農林女子ネットワークの取り組み」でした。
実践事例①はさんさん山城から少し南に位置する
木津川市の専業農家、大村農園の大村仁美さんです。
（農業美女１）
続いて実践事例②は京北町で農業をされている
はまちえ農園の安井千恵さんです。
（農業美女２）
そして実践事例③はさんさん山城の北尾美苗先生と
（農業美女３）
佐古恵美先生です。
（農業美女４）
北尾先生は済州島遠征のことや
カフェで担当している仕事について報告をされました。
佐古先生からは
普段のカフェの様子について報告されました。
後半はパネルディスカッションでした。
コーディネーターは日頃さんさん山城が
お世話になっております、
尾松薮憲先生（大阪府立農業大学校専任講師）です。
北尾さんも佐古さんも当日まで何度もなんども練習を重ね、
その甲斐あって立派に大役を務めてくれました。
二人ともお疲れさまでした！！
（左から・佐古さん、尾松先生、北尾さん、オー・コーチ）
龍谷大学からさんさん山城へ戻る頃、
外はすっかり暗くなっていました。
信号待ちのとき、
後部座席で北尾さんが佐古さんに対し、
「緊張した。でも頑張った……」と、
少し疲れた手話で話すのを
ルームミラー越しに見ました。
いつもは自宅から徒歩で通所している北尾さんですが、
この日は自宅近くまで送り届けました。
おりる直前、
運転席のわたしの肩をポンと叩き、
今度はさっきとは明らかに違う元気な手話で言いました。
「明日（日曜日）はゆっくり休む！
月曜、また元気に仕事へ行く！
しんめん、お疲れさま！」
足早に自宅へ帰っていく彼女の後ろ姿は誇らしげでした。
「社会の一員として活躍している」
そんな自信に満ち溢れていました。
２月６日（木）キャンパスプラザ京都にて、
下記セミナーが開催されます。
さんさん山城では、
利用者への講師依頼を受け付けております。
佐古さんと北尾さんの抜群のチームワークを
ぜひ見にご来店ください！
（ときどきケンカします）
さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔！
ではまた★
