「一度行ったら何度でも行きたくなる」(立命館大学大学院修士・岩下紘己)

7月12日

はじめての「さんさん山城」体験記

 

 

いつもさんさん山城のホームページをご覧いただき

ありがとうございます。

 

今回は、飛び入りボランティアで参加している、

立命館大学大学院修士1年、

岩下 紘己(いわした ひろき)が担当致します。

 

私は、東京生まれ東京育ちで、大学は神奈川。

この4月から大学院に進学し、

大阪府茨木市に引っ越してきました。

 

大学生時代は、

アルバイトで身体障害の方の自立生活の介助をしながら、

山に登ったりファームステイしたりしていました。

         

            大学時代(左・介助をしていたおじいちゃん)

 

 

つい最近、たまたま農福連携について知り、

「農業×福祉ってなんか面白そう!!」

ビビっときました。

 

ネットで検索したら、一番近所にあったのが、

こちら、さんさん山城でした。

 

とは言え、電車に揺られて約1時間。

それほど近いとは言えませんが、

車があれば近いのになあと、

ぼやいていたらあっという間に着きました。

最初、立派な門構えと建物に圧倒され、

一歩を踏み入れるのがためらわれました。

もちろん知り合いも誰もいません。

 

手話のできない私は、

朝のミーティング前に集まった

みなさんの会話もわかりません。

そこでは私がコミュニケーションできない障害者でした。

しかし、そんな不安もどこ吹く風。

朝のミーティングで自己紹介すると、

みなさん拍手で温かく迎えてくださいました。

 

一番盛り上がったのは、

新免さんが私の素性をバラしたときでした(笑)。

気になる方は直接お尋ねください。

 

 

 

 

午前中は、

新免さんからさんさん山城の説明をしていただいた後、

さんさん山城初心者にも関わらず、

いくつかの打合せに同席させていただき、

  舞妓の茶本舗の茶ムライ、中坊さん(左)との打合せ

 

 

さんさん山城の活動の幅広さを実感しました。

 さんさん山城も構成メンバーに入っている「京田辺農福観地域づくり協議会」の打合せ

 

 

 

この日の日替わりワンコインランチは「てんぷら定食」。

美味しくいただきました。

       参考:「さんさんかき揚げ丼」(天ぷら定食の写真が無いので……)

 

 

穫れたて新鮮な田辺茄子

 

 

  

 

万願寺唐辛子が入った

 

超高級定食がなんと500円。

 

近所に住む高齢者や

小さな子どもを連れたお母さん、

近くで働くサラリーマンや公務員、

いろんな人がランチを食べに来ていました。

からだにもこころにもお財布にも優しいランチです。

 

 

 

 

午後からはで農作業のお手伝い。

  

 

 

 

京都えびいもの畑で除草作業を体験!

手話が分からないので、

身振り手振りで何とか教えてもらいました。

                 職員の植原さん(右)から除草作業を教わる

 

 

間引き……、土寄せ……、草むしり……、

利用者のみなさんは

それぞれの作業を、

それぞれのペースで、

一生懸命に進めていました。

 

ときどき一息ついて、

広い青空を見上げてみたり、

吹く風を感じてみたり。

すーっと伸びる飛行機雲もきれいでした。

 

目を下に向けると、

親指くらいのカエルがたくさん!

小さな白い花もところどころに咲いていました。

 

休憩中は、手話の通じない私にも、

紙に書いたり身振り手振りで、

いろいろなことを教えてくださいました。

何より、汗をかいたあとに、

みんなで飲む京番茶が最高でした!

 

すっかりさんさん山城に魅せられてしまった私は、

なんとこの翌日も飛び入り参加することになったのです。

 

 

これからしばらく通わせていただくことになりそうです。

ということで、

みなさま今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

 

さんさんコミュニティカフェ

ぜひご来店ください。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔!

ではまた★

 

 

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