「さんさん体験記3(タカノツメ出荷目合せ会)」(立命館大学大学院修士・岩下紘己)

8月22日

天気も鷹の爪もアツイ

 

いつもさんさん山城のホームページをご覧いただき

ありがとうございます。

今回は、またまたボランティアで参加している、

立命館大学大学院修士1年、

岩下 紘己(いわした ひろき)が担当致します。

 

最近たまに、

「あなたホームページで記事書いてた人でしょ?」

と声を掛けていただきます。

少し照れくさいですね。

読んでいただきありがとうございます

 

先日、さんさん山城コミュニティカフェで

『タカノツメ出荷目合わせ会』が開催されました。

 

これはタカノツメを生産する府内の福祉事業所が集まり、

選別基準、栽培や収穫の際に気を付けるポイント、

などについて情報共有を行う会です。

わたしはもちろん初参加ですが、

毎年さんさん山城で開催されているそうです。

(過去の「出荷目合せ会」の様子)

その1

その2

 

 

収穫した貴重な京都産タカノツメは

甘利香辛食品さんに出荷され、

美味しいおいしい京風七味唐辛子となります。

(京甘利 七味)

 

こちらの商品は

さんさん山城コミュニティカフェでも販売しております。

また、ランチでもご試食いただけますので、

ぜひどうぞ!

 

この日はさんさん山城の他に、

福祉事業所はせいかファームさんと魁(さきがけ)さん、

甘利香辛食品さん、

京都府の大平さん

タキイ種苗の須江さん、

山城北農業改良普及センターの寺岸さんなどが

集まりました。

 

まず最初に、

タキイ種苗さんから栽培や収穫についての

レクチャーがありました。

(真ん中で説明してくださっているのがタキイ種苗の須江さん)

 

ちなみに須江さんが付けていらっしゃるこのマスク、

農業用だそうです。

 

マスクの中で空気が籠らず、

飛沫も防ぐことができるとのことで、

炎天下での作業には最適ですね。

みなさん興味津々でした。

 

(炎天下の畑で快適そうに農業用マスクを付ける須江さん)

 

畑の整地から始まり、

苗植え、

手入れ、

肥料、

水やり、

病害、

収穫、

乾燥まで。

 

タカノツメに限らず、

農作物は栽培から出荷まで

注意すべきポイントは山ほどあるのですね。

生産者のみなさんには頭が上がりません。

 

さんさん山城のタカノツメ畑へ移動。

実際に生育状況を見ながら理解を深めていきます。

隣の小豆・黒豆畑で草抜きをしていた

さんさん山城の農業メンバーもここで合流。

大勢での勉強会となりました。

(畑でレクチャーを受ける様子)

 

ところでみなさんは、

実際にタカノツメが実っているところを、

ご覧になったことがありますか?

 

ぶら下がっているのではなく、

重力にも負けず空に向かって実るのですね。

もう、見た目が辛そうです

(8月6日現在)

 

畑での勉強を終え、

再びさんさん山城に戻って、

最後に乾燥場の見学を行いました。

さんさん山城では、

イチゴ栽培に使用されていたビニールハウスを改良し、

天日干しの乾燥場として使っています。

 

話を伺っていると、

いつの間にか中央に高島さんの姿が(笑)。

まさに神出鬼没です。

(ビニールハウス見学の様子。ばっちりカメラ目線の高島さん。)

 

干す際には、下にへばりつかないようにネットを敷き、

その上に並べていきます。

ちなみにさんさん山城では、

タカノツメ以外にも、

万願寺唐辛子や田辺なす、

えびいものズイキなど、

いろいろなものを干して商品化しています。

天日干しすることで味が凝縮され、

栄養価も上がるそうです!

 

(天日干ししている赤万願寺)

 

すべての予定を終える頃には

すっかりお昼をまわっておりました。

 

疲れた体にさんさん山城コミュニティカフェのランチ

ということで、みなさんに召し上がっていただきました。

(せいかファームさん)

 

もうすぐ始まるタカノツメの収穫

楽しみです。

 

炎天下での『タカノツメ目合わせ会』、

みなさん本当にお疲れさまでした!

 

 

 

さんさん山城コミュニティカフェでは

万全のコロナ対策を講じて

営業しております。

 

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

 

さんさん山城コミュニティカフェは、

「新型コロナウイルス

感染拡大予防

ガイドライン

推進宣言事業所」です。

 

 

 

さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔!

ではまた★

 

 

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