「農福連携モデル事業所」
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」
活動事例

さんさん山城では、地域の方々とともに
宇治茶をはじめとした地域特産品を
生産・加工・販売しています。


選定実績


近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第一回)に選定されました!

「ディスカバー農山漁村の宝」とは、「強い農林水産業」、「美しく活力のある農山漁村」の実現のため、
農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を
選定し、全国に発信するものです。さんさん山城の「地域特産品にこだわった農業と加工・販売を通して
障害者の社会参加、地域を元気にする取り組み」が、優良事例として評価を受けました。

「農福連携モデル事業所」のひとつに選定されました!

現在、農業分野と福祉分野の連携事業が様々なかたちで広がっています。厚生労働省と農林水産省は、
こうした取り組みをさらに進めていくことを掲げ、平成28年には厚生労働省による「農福連携による障害者の
就農促進プロジェクト」が立ち上がりました。京都府でも平成29年5月、京都府庁内に「きょうと農福連携センター」
が設立され、さんさん山城はこの「南サテライト拠点」に指定されました。

経緯

  • 聴覚障害者の就労支援の場として、平成23年に就労継続支援B型事業所を開設。
  • 地域に根ざした仕事作りを目指し、地域特産物である宇治茶・えびいも・田辺なす等の生産を開始。
  • 地域農家、行政、JAなどの支援・指導のもと農業技術を習得

取組内容

  • 廃園予定であった茶畑を借り受け、宇治茶を栽培。また、人手を要する茶苗づくりを実施。
  • 地域の特産品である京都えびいもや京都田辺なす、一般野菜を生産。
  • 生産した抹茶や野菜を贅沢に使用した大福やクッキー、コロッケ等を製造・販売。
  • 各地の催しへの模擬店出店や、市民団体と連携したイベントを開催し、地域との繋がりを推進。
  • コミュニティカフェを運営し、新鮮野菜を使った「京都田辺ナス丼」「京都えびいもカレー」など、
      ”京やましろ産野菜”にこだわったワンコインランチを提供。

活動の成果

  • 農業生産のみならず、加工・販売も行うことにより、多様かつ通年の就労の場を提供。
  • 高齢化等により担い手が減少するなか、新たな担い手として、産地の維持・発展に寄与。
  • 加工品はJA直売所での販売が評判を呼び、受注生産依頼も増加。
  • 障害者の延べ利用者数は毎年増加傾向である。
  • 新商品の開発等により、売り上げも毎年増加傾向にある。

今後の方針

  • 地域に根ざした事業として、農業を中心とした日本の伝統文化に相応しい仕事に取り組み、
     障害のある方々が地域で生き生きと働ける環境づくりを目指し、 地域の活性化に寄与する。

遊休農地の発生防止と
茶苗木の地域供給に貢献

農地の遊休化を防止

高齢となり後継者もいないため、
廃園を予定していた茶園を継承し、
宇治茶を栽培。遊休農地発生の防止に貢献。

茶苗木を生産し、地域に貢献

茶苗木の生産は、数年を要し、挿し木作業や管理に
人手を要することなどから、地域での生産者は少数。
事業所では、年間約4,000本の苗木を育成し、
地域農家に出荷。安定した苗木の供給に貢献。


行政開催の担い手養成塾に参加し、
農業技術を習得

農家の高齢化等により地域特産品の担い手が減少する中、
JA・京都府・京田辺市が新たな担い手を養成するため 「農家養成塾」を開講しました。
事業所職員だけでなく、障害者の方も一緒に受講し、
講師であるベテラン農家より栽培・収穫・出荷の指導を受け、農業技術を習得しました。
新たな担い手として、産地の維持・発展に寄与しています。


山城野菜産地担い手育成塾

収穫した農産物を贅沢に使った商品を販売


高級抹茶を贅沢に使ったお菓子

自ら栽培している強みを活かし、本来であれば茶道や茶会などで使用する高級抹茶を贅沢に使用した
抹茶大福や抹茶クッキーなどの商品を開発。JA直売所などでの販売が好評を博し、受注生産依頼が増加中。


地産地消に貢献! えびいもコロッケ

事業所で栽培したえびいもを活用した商品として、「えびいもコロッケ」を開発。
JA直売所等で販売すると完売続出の人気商品に。えびいもの地産地消に貢献。