緊急時手話通訳派遣登録者募集のご案内
2020年4月1日、京都市において、緊急時に手話通訳者が病院等へ迅速に駆けつけることができる、新たな派遣体制が構築されました。
①緊急時は、救急隊員・病院・警察など関係機関が、聴覚障害者の代わりに、通訳依頼をします。
聴覚障害者が、夜中に通訳を依頼するのをためらい、翌朝まで病院に行くのを我慢したり、遠慮している現状があります。また、京都市聴覚言語障害センター(以下略称 聴言センター)に通訳依頼の申込をしても夜間・休日は派遣担当者が不在のため、すぐに派遣調整ができず、結果、通訳者の到着が遅くなってしまうことがしばしばありました。
これを受け、京都市から救急隊員や病院職員等に対し、事前に手話通訳者の要請方法を周知。緊急時は、聴覚障害者に代わって救急隊員や病院職員が聴言センターに連絡することで、すみやかに通訳者を派遣できる新たな仕組みが構築されました。
②24時間対応の警備会社と連携し、夜間・休日も素早く対応します。
平日の夜間、休日は、24時間対応ができるコールセンター(警備会社)が、
救急隊員や病院からの電話を受け、通訳者に対し迅速に派遣依頼を行います。
③近くの通訳者が現場に行きます。
京都市内で活動されている手話通訳者の皆様に、「緊急通訳者」としての登録をお願いしています。「緊急通訳者」は、京都市内を5つに分けたブロックのうち、自身の居住地に最も近いブロックに登録いただき、いざという時、できるだけ早く病院等へ到着できる仕組みとなっています。
→関係機関一覧(京都市内救急告示医療機関ならびに警察署一覧)
☆引き続き、緊急通訳者を募集中です。FAX・郵送・ご持参、いずれかの方法で下記申請書を担当までご提出ください。何卒宜しくお願い致します。
社会福祉法人 京都聴覚言語障害者福祉協会
法人事業本部 地域福祉統括事業部 意思疎通支援部 派遣事業課
TEL075-841-8337(平日9時-17時)
↑電話は時間外におかけいただくと警備会社に転送されます。ご注意下さい。
FAX075-841-8312