「聞こえとコミュニケーション教室」開催!!
11月30日(土)10:00~15:00
京都府
聞こえとコミュニケーションのサポートセンター事業
「聞こえとコミュニケーション教室」(南部ブロック)
を相楽会館で開催しました。
山城地域から30名の参加があり、楽しく交流を深めました。
(内訳:難聴者15名、支援者11名、要約筆記協力4名)
午前中は「抹茶アート体験」を行いました。
講師に、日本茶インストラクターの吉田惠美様をお迎えし、
和束の抹茶を使って、絵を描く方法を教わりました。
難聴者の情報保障としての要約筆記・手話通訳だけでなく、
抹茶アートの手順をビデオ撮影し、スクリーンに映しました。
視覚的な情報を同一視野で見て理解ができ、
手順が分からない方ゼロ!でアート体験に入りました。
以下、参加者が描かれた作品です(^o^)
皆さん初めてとは思えない程、良い出来栄えですね!
できあがった抹茶アート作品は記念撮影し
スクリーンで鑑賞しながら自己紹介をしました。
植物、似顔絵、動物、タコ!?…笑いが飛び交いました。
午後は、「難聴あるあるカルタ」を行いました。
難聴について正しく理解ができることを目的に、
難聴児支援教材研究会様が制作されている「難聴理解かるた」
http://nanchosien.com/publish/cat57/
を使いグループに分かれてカルタ取りをしました。
読み札は、声ではなく文字でスクリーンに映し出されます。
そして机の絵札を探して、取ります。
聞こえに関係なく、公平なルールで楽しみました。
一札ごとに、難聴に関連するあるあるエピソードを
難聴の参加者にご発言いただき、難聴に関する理解を深めあいました。
グループでの優勝者と準優勝者には、地元相楽の特産品がプレゼントされました。
各々が交流・理解を深められたところで閉会しました。
当日の様子が、京都新聞(12月1日号)に掲載されました。
今回の事業は、相楽の聞こえのサポート委員を中心に準備、運営を進めました。
今後も難聴者・中途失聴者の豊かな社会参加を促進するため、
聞こえなくても安心して参加できるコミュニケーションが
保障された交流・研修の場を設定し、
要約筆記等の情報保障を活用した学びを行っていきます。
来年度もぜひ、ご参加ください!!