京都新聞連載「日の当たる場所 さんさん山城で働く・下」

9月20日

「ろう者居場所づくり奔走」

さんさん産タカノツメを収穫する植原(撮影・里山デザイン 福元カメラマン)

 

 

 

 


 

 

9月17日(祝)の京都新聞・朝刊

さんさん山城職員の植原優(68)

掲載されました。

 


(拡大して見る)

 

 

 

連載のトリを飾るのは

さんさん山城のろう職員、植原。

 

 

2011年4月のさんさん山城開所前から

開所準備に奔走し、

今日のさんさん山城を築き上げた一人でもあります。

 

 

 

記事にもありますように、

植原は3歳の頃から親元を離れ、

施設で育ちました。

 

子どもの頃は夏休みなど長期休暇のときだけ

実家のある福知山へ帰って親の畑を手伝い、

始業式の前になると再び施設に戻って、

施設とろう学校を往復する、

そんな毎日を送っていました。

 

 

 

京都府立ろう学校高等部卒業後は染織会社に就職。

彼の確かな技術は業界内でも知られる存在となり、

別の染物会社からヘッドハンティングされて

転職もしました。

 

 

 

 

彼は言います。

「ろう学校中学部のときの野球部の練習、

染織の会社やその後転職した会社での経験、

これまでの人生すべてが

今のさんさん山城での仕事にいかされている」。

 

 

 

 

ろう者、難聴者、

精神障害者、知的障害者、

さんさん山城に通う33名の利用者と9名の職員、

いろんな人生を送ってきた人たちが、

今こうして「さんさん山城」という場所に集い、

共に働いています。

 

 

 

木漏れ日くらいでいい。

それぞれに「日の当たる場所」。

そんなさんさん山城であり続けたい、

そう願う今日この頃です。

 

 

最後に、、、

なんども何度もさんさん山城へ足を運び、

利用者、職員から丁寧な聞き取りをおこない、

渾身のコラムを執筆いただきました

京都新聞の大竹記者に心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

「さんさん山城コミュニティカフェ」は、

毎日元気に営業中!!!

 

 

 

 

さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

さんさん山城では

現在、送迎員を募集中です。

詳しくは↑をクリック。

 

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