韓国・済州島遠征その③

7月11日

国連SDGs国際会議(3日目)

 

さんさん山城利用者の相良健太です。

 

済州島遠征、3日目の報告です。

 

 

1日目(6月17日)の報告はこちら

2日目(6月18日)の報告はこちら

番外編の報告はこちら

帰国報告会の報告はこちら

 

 

6月19日(水)スカイパークホテル。

最終日の朝、チェックアウト手続きです。

 

 

3日間本当にお世話になった済州島議会の皆さん。

 

済州の皆さんと、今日でお別れかと思うと、

急に寂しさがこみ上げてきました。

 

 

 

この日は済州市から高速道路を1時間ほど南下した、

済州島南部の西帰浦(ソギポ)市へ行きました。

 

 

2002年、日韓ワールドカップの試合会場になった

スタジアムも見えました。

 

 

 

  

西帰浦市に到着。

 

 

 

向かった場所は、「エコソラン」という、

障害者が多く働いている企業です。

 

 

 

ここではトイレットペーパーの製造の他、

農業やカフェなど幅広く事業をされています。

責任者の方から会社の説明を受けました。

約40名の重度知的障害者が

働いているそうです。

 

 

 

設立1年目(2010年)は

年間売上高は約20万円でしたが、

2018年は2億円以上。驚きです。

トイレットペーパーを済州国際空港や役所に納品していたり、

いろんな認証も受けていたり「すごいなぁ」と思いました。

 

それと、お金を稼ぐというのは

とても大変なことなんだと再認識しました。

やっている作業の中身はさんさん山城と全く違いますが、

みんな仲良く助け合いながら作業に取り組んで

利益を生み出しているところは

さんさん山城とも共通していると感じました。

 

 

 

エコソランの方に、

さんさん山城から持って行った

抹茶クッキーをお土産で差し上げました。

 

気に入ってもらえたかなぁ?

韓国から注文があったら嬉しいなぁ~。

 

 

最後に記念撮影をするとき、

写真好きのエコソラン従業員達が集まってきました。

恥ずかしがり屋の人もいれば

積極的に写真に写り込む人がいたり(笑)、

そういうところもさんさん山城に似ていると思いました。

 

 

エコソランを出て、

天地淵という滝を見に行きました。

お天気で良かったです。

 

 

この大きな石像は済州島の守り神「トルハルバン」です。

 

済州島は多くの人が新婚旅行で訪れる地ですが、

「トルハルバンの鼻を触ると男の子が生まれる。

耳を触ると女の子が生まれる」という言い伝えがあるそうで、

ぼくも鼻を触っておきました(笑)。

 

 

 

韓国では親指と人差し指を引っ付けると

ハートの意味があるそうです。

みんな指ハートで「ハイ、チーズ!」

 

 

のはずが、

一人だけ指ハートではなく「頭ハート」をする人がいて、

ぼくの顔が半分写っていません(泣)。

 

 

ランチはエコソランが経営するカフェ、

「コラッジオ」へ行きました。

 

 

このジュース、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、レモンなどが入っていてめっちゃくちゃ美味しかったです。

初めて味わうジュースでした。

 

 

 

 

ランチは済州島議会の金愛淑課長にごちそうになりました。

金課長、ごちそうさまでした。

 

このパンもサラダもとても美味しかったです。

 

 

福田民子さんと中野さち子さんです。

 

 

北尾美苗さんと井上稔さんです。

 

 

飛田久吉さんと井上玲子さんです。

 

 

長谷川愛子さんと田中容子さんです。

 

 

新免修さんと中野さち子さんです。

 

 

 

最後に荷物を取りに、

再びスカイパークホテルへ戻ると、

1日目の晩餐会に招待してくださった

金京學運営委員長がわざわざ見送りに

来てくれていました。

 

金運営委員長、本当にありがとうございました。

 

 

済州国際空港に到着、いよいよお別れです。

 

 

ランチをごちそうしてくださった金課長と握手する藤永さん。

 

 

このあと、機内持ち込みの手荷物検査のところで

ちょっとした事件がありました。

機内に持ち込みできる液体は「100mlまで」と

制限があったのですが、

うっかり1日目の晩餐会で金京學運営委員長からいただいた

馬油の化粧品をリュックの中に入れていたため、

機内に持ち込みができないと言われてしまいました。

 

審査官の人に

「一度チェックインカウンターに出て

この化粧品はダンボールに入れて機内に預けて、

再度ここに戻ってきなさい」と言われました。

 

一人でもう一度出国手続きの外へ出て

チェックインカウンターに戻る羽目になったのですが、

他のみんなはスタスタとそのまま搭乗ゲート方面へ消えていきます。

ぼくひとり、さんさんのみんなから離れることになり、

「このまま韓国に置き去りになったらどうしよう…」

「もしかしたらこのまま日本に帰れないのかも…」と、

すごく不安でした(汗)。

極度の不安を感じながらチェックインカウンターへ行くと、

そこには新免さんの姿がありました(笑)。

新免さんを見つけたときの気持ちは、

言葉で言い表せないほどです。

 

実はぼく以外のメンバーもほとんどの人が

この化粧品で手荷物検査に引っかかっていたらしく、

新免さんはその全員分の化粧品をまとめて

再度機内預かりの手続きをするために

チェックインカウンターへ戻っていたところでした(笑)。

 

 

ぼくは飛行機はもちろん、海外旅行も

家族以外の人と同じ部屋で寝ることも

人生初の経験だったので、

最初、この済州島遠征企画は不参加のつもりでした。

 

でも今回はパスポートの申請手続きから現地での行動も、

ずっとさんさんのみんなと一緒だったので安心でした。

今回、みんなと一緒に済州島へ行けて、

本当に良かったと思っています。

 

飛行機から見える景色も最高でした。

 

ぼくは通路側の席だったので、

福田さんにぼくの携帯を渡して撮ってもらった写真です。

 

 

さんさん山城の職員さん、済州島議会のみなさん、

同じ部屋だった井上稔さん、

ありがとうございました!

 

 

1日目(6月17日)の報告

2日目(6月18日)の報告

 

 

 

【緊急告知!!!】

 

明日7月12日(金)夕方6時半から放送の

NHKニュース630 京いちにち

さんさん山城が放映されます!

ぜひご覧ください!!!

 

 

さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔!

ではまた!!!

 

 

 

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