挿し木5,000本!

7月14日

 

」のオンパレード

「うじひかり」。
たった文字の佳麗な響き。
宇治茶800年の歴史を今にしのばせる。

 

さて、さんさん山城では先日2日間かけて、
宇治茶の「挿し木作業」をおこないました。

「挿し木」とは、
茶農家の茶園の改植(かいしょく)用に提供する苗木を育てる作業のことです。

今回挿し木したのは、
京都府農林水産技術センター 農林センター茶業研究所(宇治茶部)から穂木の分譲を受けた
宇治茶京都品種「うじひかり」000本。


(大量の親の苗木をトラックから積み下ろし)

 

 

 

古くは徳川家将軍が「茶の最上は宇治」と称し、
その名を全国にとどろかせた宇治茶ですが、
この宇治茶の苗木の育苗は販売するまでに多大な労力と時間を要するため、
京都府内でも生産者は非常に少ない現状にあります。


(一本ずつ丁寧に挿し穂の枝を切る)

 

 

そんな中、さんさん山城では、
京都府山城北農業改良普及センターの指導を受け、
年前から「茶挿し木育苗法」を実践しており(今年で回目)、
地元の農業関係者、行政機関などからも大変注目を集めています。

 

当日は京田辺市・農政担当者や、
近隣の障害者施設の職員も
見学に来ました。

 
 

今後、さんさん山城では、
宇治茶の苗木の生産・販売をより一層確立させ、
日本茶のふるさとである
京都宇治茶の「伝統の継承」に
少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

 

さんさん山城は今日も一日、さんさん笑顔!

ではまた!

 

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