中田鈴子活動レポート「アイアンマン東三河」

7月24日

「試練、経験、出会い、進化、絆、
それがトライアスロン!!」
by 宮森宏和(ゴーゴーカレーグループ 取締役会長)



皆さん、こんにちは。
中田鈴子です。
2023年5月「ひたちなかタイムトライアル」



愛知県で開催された、


アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」に
出場してきました。

島崎藤村が書いた「椰子の実」で有名な渥美半島の伊良湖岬




大会前日、
会場入り口で
今回レースのガイドを務めてくださる
千竃さんと記念撮影しました。
千竃さん(左)



大会会場を歩いていると、
昨年の「ひたちなかタイムトライアル」
お会いしました、
トップアスリートの上田藍選手(京都市出身)や、

2022年5月「ひたちなかタイムトライアル」



昨年11月にアスロニア(東京都港区)でお会いしました、





2022年11月  アスロニアにて



日本トライアスロン界のレジェンド、
白戸太郎さん(京都市出身)とも再会し、
記念写真を撮りました。
上田藍選手(左)と白戸太郎さん(東京都議会議員)(右)




こちらもトライアスロンの世界では
有名なプロ選手、
太田麻衣子プロです。






大会当日の朝、
スタート会場を歩いていると、
先日のひたちなかで一緒だった
丸山たかこさん(ろう者・京都市出身)
とも遭遇。



お互い健闘を誓い合いました。





いよいよスタートの時間が
迫ってきました。




海へ向かいます。





このアイアンマン70.3は
スイム1.9km、
バイク90.1km、
ラン20.1kmの大会で
(ちなみにオリンピックはスイム1.5km、
バイク40km、ラン10km)


各種目ごとに
制限時間が設けられています。



スタート直後、
約400~500m泳いだ付近で、
アクシデントが発生しました。



ガイドとお互いの太ももを繋いでいる
ゴム製のロープが
海の中でほどけてしまいました。

海の中でもう一度ロープを
頑丈にくくり直し、
再び泳ぎ始めましたが、
約5分、時間をロスしてしました。



その後、なんとか1.9km泳ぎ切って、



トランジション(バイクの準備をする場所)
向かいます。

バイク用の靴を履き、
ヘルメットを被り、
ゴーグルを着用して、
小走りで、
バイクを置いている場所へ向かう途中……。




審判から
「ストップ!!!」の
通告……。



無念のタイムオーバーです。




この時点で私のアイアンマン70.3は
終了しました。



バイクにもランにも挑むことができません。



失格となった直後、
ガイドの千竃さんと反省会をしました。
千竃さんとレースを振り返る




悔しい思いを引きずりながら、
ゴール地点の豊橋総合スポーツ公園へ
荷物を取りに向かいました。


そこで、金沢市から
わざわざ応援に駆けつけてくださった
ゴーゴーカレーの宮森会長と合流し、
残念ながら時間制限をクリアできず、
失格となったことを報告すると、
ゴーゴーカレーグループ・宮森会長(左)

「何が起こるかわからない。
それがトライアスロン!
また次、頑張りましょう!」
と優しくお声かけいただきました。


また、白戸太郎さんからも
白戸太郎さん(左)

「ぜひ東京へ来てください!
一緒にトレーニングしましょう!」
と励ましの言葉をいただきました。



見事完走を果たした
たかこさんにも会うことができました。

たかこさんの首には、
3種目を走破した者のみが
かけられる完走メダルが。

たかこさんにお願いし、
メダルをそっと触らせてもらいました。


私はこれまでトライアスロンだけで
40以上の大会に出場し、
フルマラソンや100kmマラソンなども
合わせると、
100以上の完走メダルを手にしてきました。


でも……。


この日のメダルが一番重く感じました。


そして、目が見えないのに、
なぜか眩しく映りました。


「来年、必ずこのメダルを取りに
戻ってくる……」


盲ろう者らしく
「静かに」胸に刻んで、
会場を後にしました。



さんさん山城コミュニティカフェ
今日は毎月恒例、

茶道裏千家流 中村宗敏先生による、
呈茶企画です!




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