栗の木寮は聞こえない障害と他の障害を有する「ろう重複障害者」の労働・生活施設として「生活介護」「施設入所支援」「就労継続支援B型」 「短期入所(ショートステイ)」を行っています。
1.18歳以上の方
2.障害福祉サービス受給者証を受けている方
3.聴覚言語障害を有している方など
主に昼間の食事・入浴・排泄などの介護、日常生活上の支援を行います。
軽作業などの生産活動や、創作的活動によってゆたかな暮らしを築く支援を行います。
体力づくりや健康な生活を過ごせるよう支援を行います。自治会活動や外部との交流を通して自治の力を高めていきます。
栗の木寮では4つのグループ(農業班、リサイクル班、創作活動班、たからの里班)に分かれて日中の作業や活動を行っています。
谷口さんはその中のひとつ、リサイクル班に所属しています。
谷口さんは、岐阜県出身の51歳です。聴覚障害のほかに脳性小児マヒにより四肢の障害があります。
年齢とともに身体が動かしにくくなって来られ、現在は車イスを使われています。両手のマヒがあるために
手話の表現は困難を伴いますが、いつも両手を精いっぱいに動かして伝えてくださいます。
入所当初は、しめなわづくりのグループにいました。現在は、リサイクル班の副班長として毎日休まず仕事に行かれています。
毎日の仕事は朝礼でスタートします。副班長として皆の前に出て、手話で力強く「おはよう」と挨拶されます。
そして今日一日の予定をお互いに手話や身振り手振りで、または作業の様子の写真を示したりしながら確認しあいます。
「今日も1日仕事です。よろしくお願いします。」
谷口さんの挨拶で作業が始まります。
主に夜間の入浴・排せつ・食事等の介護、日常生活上の支援を行います。
栗の木寮には利用者の自治会「あゆみ会」があり、生活の場をもっと楽しいものにするため、みんなのアイデアで楽しい取り組みをしています。
自宅で介護を行っている方が病気などの理由で介護を行う事が出来ない場合に、 障害のある方に短期間入所してもらい、入浴・排せつ・食事のほか、必要な介護を行います。
629-1242 京都府綾部市十倉名畑町久瀬谷2
TEL 0773-46-0101
FAX 0773-46-0903